平成最後の夏
今夏のまとめをしよう。
夏休みが後10日しかないのが信じられない。去年の夏はほとんど何もしていなかったから、今夏が死ぬほど短く感じられた。正直あと1回くらい旅行したいし、飛行機にも乗りたい。フィリピンにも行きたかったなあ。後悔はちょっとあるけど、これは全部時間のせいにできる。
今回はイベントと時期ごとに項目で分けます、なんと私もこの目次機能を使う時が来たのである、、、。
イギリス留学
なんて書くとたいそうな感じに聞こえるが、3週間、ロンドンのアジアアフリカ研究学院に国際関係論を勉強してきた。
当時を振り返ると、なんなんだこれは、という混乱と焦りと諦めが混ざったような期間だった。
周りは4年生、院生、社会人が多く、仲良くなった中国人の子たちくらいしかペーペーはいなかった。でも彼らも中国の国際状況や世界中の難民問題、紛争について詳しく知っていて、自分の語れるものを持っていた。それと比べて私なんて、、、ディスカッションで上手く発言できず、たまに発言はすれど周りと比べてもたいそうなことは言ってないし、英語力のなさ、知識のなさ、思考力のなさ、自分がこのままだとNASAに就職できるのではと思うくらい自分の全ての足りなさに焦り、半分諦めてしまった。せっかく来たのにね。
でも、得るものがたくさんあった。勉強意欲がむくむくと湧いたし、3週間日本を離れて価値観が変わった、、なんてことはない(いきなり19年で培った価値観が変わるわけがない)が、久しぶりに色んな視野を持てた気がする。教室の空気も違う。外の空気も違う。将来やりたいことの選択肢も増えた。今まで微塵も興味のなかった分野に興味を持てた。世界を、とまではいわないが少なくとも、世界の一部については知れた。
そしてやはり、ロンドンは素晴らしい街だった!美術館、博物館は入場無料で、そのぶんミュージカルやコンサートにたくさん行った。念願のPromsはそこで死んでも良い、と思うくらい好きだった。友達にポストカードを送ったりもした。アンダーグラウンドは死ぬほど乗ったし、お金を浮かせるために死ぬほど歩いた。ピアスも大量買いした。美味しいご飯と、美味しいお酒で結局お金は減って、とんとんだ。
寮ではねこと戯れながら勉強した。可愛いねえ。
参加したプログラムです。
https://www.soas.ac.uk/summerschool/subjects/
四国巡り
3日間で4県回る、しかも台風直後という限界スケジュールでしたが、一緒に行ってくれた子がスケジュール管理をしてくれたので、サイコウな旅になりました。せっかくロンドンの寮生活で痩せたのに、ここで2キロくらい太って、お腹がポヨポヨになって帰ってきた。
四国はいいとこだ。
電車は1時間に1本で2両編成で、車窓の景色もほとんど変わらないし、県庁所在地の一番でかい駅には自動改札機が無い。
でも、星は綺麗で、ご飯は美味しくて、のんびりしていて、山が多くて、海も綺麗で、気持ちよかった。真夏の気候で荷物が重くて汗びっしょりだったが、思う存分楽しめた。
ご飯の写真を載せたいが深夜の飯テロになるので、各々の県で食べたものを紹介する。
愛媛:お好み焼き、宇和島鯛めし、坊ちゃん団子、みかんシャーベット
香川:釜揚げうどん、おいりソフト、みぞれかき氷
高知:鍋焼きラーメン、カツオのたたき丼、冷やしあめ、アイスクリン
徳島:和菓子屋さんでお饅頭、阿波尾鶏
高知は桂浜。
誕生日
ハタチになった。合法で飲酒できるようになったこと以外特に変わったことはない。当日はもんじゃを食べた、かねてから食べたかったので。
周りには「ハタチだぞ~~!」って言いふらしてたけど、本当に、何も変わらない。何もなさ過ぎて考え事をした。去年の誕生日は何してたかなって思い出すと、なんとパリにいた。なんてことだ。去年も、時差があって日本時間で祝われたりパリ時間に合わせてくれたり、なんだかよくわからない誕生日だった。来年はどこにいるんだろう。どうせなら、日本以外の場所で迎えたい。
ロンドンの地下鉄と比べると面白いかも。ああパリ、また行きたいな。
合宿
今年もやってきた、山籠もりの時期が!
初日は台風で雷がバリバリなっていて最高だったが、そのあとはだいぶしんどかった。自分はなんでこんなにバイオリンが下手くそな癖に、出しゃばりで、異様に音がでかくて、アンサンブルもたくさんやって、バイオリン大好き!なんて言えるのか。本当に、誰がどう見ても下手くそな演奏をしていた。それに眠いし、左指は痛くなるし、首のあざにはおできができるし、毎度のことだが散々だった。
合宿中は思い出さなかったが、というか余裕がなくて考える暇がなかったが、フィリピンのことを少しでも心に留めておけばよかったと思う。あの熱気の中で演奏した、みんなと音が溶け合ってひとつになった感覚、あれを思い出せばもっと良いパフォーマンスができたのではないか、と後悔した。2週間後(!)本番です。是非。
世界青年の船事前研修
言わずもがな、充実しすぎて記憶にとどめられないくらいの人と出来事に出会った。
知り合いがゼロのところからのスタートで、研修前は死ぬほど緊張した。毎度毎度のことだが、新しいコミュニティを作るたび死にたくなって、でも結局は楽しんで帰るのだ。
40日間の船旅に向けて、いろんな班、委員会、ディスカッションコースごとに話し合ったりした。北海道から沖縄まで、それこそ全国から人が集まって、色んな方言が聞けた。めっちゃおもろいんっちゃ!(たぶん違う)
昨日のはてなブログに書いたようなことについて話してもらったり、帰国子女特有の悩みを相談したり、リーダーとは何かを考えたり、自分の考え方の根底について考えたり、そしてもちろん、船の上で具体的に何をしたいか、後悔の無い航海にするにはどうするべきかを考えることができた。120人いれば120通りの考え方があって、私が当たり前だと思っていたことを覆されたり、新しい考え方を聞けたり。昨日終わったばかりで気持ちに脳みそが追い付いていないが、ここで私は変われるという確信がどこからともなく生まれた。いや、あの瞬間にもう変われていたのかも?知らんけど。
研修の写真はありません。半年後くらいに、船からの写真を載せますね。
その他ちまちま
人生初の花火大会に行ったり、HLABのリユニオンに行って3年越しに当時の参加者と会ったり、ワールドシップの関東飲みをしたり、エッシャー展とか水族館とか展望台とかモネ展とかいろんなところに行った。全部好きだった。そういえば今夏はディズニーに行かなかったな、まいっか。
まとめ
こんくらいかな!考えることとやることが多すぎて、正直はてなブログを書いている暇はないくらいやりたいことが多いけど、気持ちを整理してアウトプットするのも大事かな、なんて。そろそろツイッターも控えめにするか~。
もう秋だ。
夏は好きだ。
何より今夏は色んな経験ができて、これから先何がしたいかが、今までは視力0.01くらいの世界くらいぼんやりしていたけど、度の弱い眼鏡をかけたくらいにはつかめるようになってきた、気がする。なんだか意識高めな感じに聞こえるかもしれないが、そんなことは全然なくて、身の丈に合った生き方をこれからもしていきたい。
とりあえず、夏、また1年後に会おうな!
それでは。
船酔い
結局他人は他人、私は私なのだ。
やはりそうなのだ。
他人と比べても何も生まれないし、自分がつらくなるだけであって、
見た目とか学歴とか今までやってきたこととか経験値とか、人それぞれ違うのは正直当たり前で、比べることに意味なんてないのだ。
周りは本当に魅力的な人ばかりだった。ベトナムで働いていたり、タイで日本語教師をしていたり、世界中を飛び回ってたり、インターンをやっていたり、就職先について熱く語ってくれたり、1年生でも強い意志を持っていたり、彼らの考え、彼らのやっていることは私からすると途方もなく素晴らしくて遠くて、自分のちっぽけな、レールに沿って生きてきた人生とは比べ物にはならないんじゃないか。
実際そうかもしれない。少なくとも私の物差しではそうだ。
でも他人から見たらどうなのか。
私がやっていることがめちゃくちゃカッコよく見える人だっているだろうし、私の考えにものすごく共感してくれる人もいるだろう。誰がどう自分のことを思っているかなんて言語化しないとわからないのは当たり前だけど、少なくとも、他人からしたら私はものすごくカッコイイのかもしれない。
他人と比べて自分が劣っていることに気づいてモチベーションがあがるのならばそれはサイコウなことだけれど、
他人と比べすぎて自信を失っても、そんなにいいことなんてないんじゃない?
自分の物差しを過信しすぎてはいけない。
そして、他人と比べすぎるのもまた、いけないのだ。
この事業に参加してきます!応援してください。
部活の先輩から教えていただいて、選考を無事通過して参加することになりました。
1月後半から3月頭まで、太平洋のどこかにいます。探さないでください。
それでは。
逃亡
明日からまた、いなくなります。
今夏はいなくなることが多かったような気がする。
3週間ロンドンにいたり、台風まっさかりの四国と長野に突っ込んだり、帰ってきたと思ったらまたどっか行って、帰ってきてどっか行っての繰り返しだった。
近場も行った。
3年前会ったきりの友達と再会したり、4か月ぶりの友達が上京したので会ったり、コンサートに行ったり、花火大会に行ったり、美術館に行ったり、水族館に行ったり。美味しいご飯もたくさん食べに行った。あとは部活とか、バイトとか、試験とか。もちろん、引きこもってた日もある。今日とか。
若いころ(と言っても高校生の時)は合宿とか研修とかの外泊付きイベントの後は必ずと言ってもいいほど体調を崩して熱か風邪かインフルエンザか帯状疱疹になっていたが、最近はめっきりそういうことがなくなった。社会の風にあたって免疫力が高まったのか、、、。だから最近、「ここ旅行行った一週間後合宿?いけるいける~」みたいな思考になるのだ、、、はい。
せわしないけど、実際そのほうが人生は楽しい。
ずっと同じところにいても楽しいけど、毎日が繰り返しになってしまってなんだか物足りない気がする。私はね。
初めての人、久しぶりの人、いつも一緒の人、それか一人ででも、初めてのところ、久しぶりのところ、いつも行ってるところに行くのはなんだか魅力的で、ワクワクして、たまに人見知りで死にそうになって、でも行った後は必ず後味が良いのだ。
明日からも、初めましての人たちと6日間同じ空間に閉じ込められてきます。たぶん楽しいので、とっても楽しみだ。連絡とりづらくなるけれど、生きてます。
それでは。
PS 書いてほしいお題があれば、こちらへどうぞ。
mind the gap
英語に"Mind your own business"というフレーズがある。
上手く訳すと「余計なお世話」(ヤホーで調べた)
私の感覚では「オメーは口出しすんな」
って感じで使っている。
いや、実際にこれを口に出す機会はあんまりない。
そもそも英語を日常で使うことがめっきり減ってしまったし、何より友達にこれをガチトーンで言ったら「ハ、、、?」みたいな感じでぎくしゃくしてしまうにきまってんだろ~!ま、冗談とかだったらいうかもだけど。
この「オメーは口出しすんな」精神は、いろんな面で活躍する。
髪切って満足しているのに「前のほうが良かった」と言われたとき、
「外大で日本語やって意味あんの?」と言い放たれたとき、
人生上手くいってるのに「何で彼氏作んないの?」と茶化されたとき、
ちゃんと化粧したのに「今日顔濃いね」と言われたとき、
化粧しなかったらしなかったらで「今日何もしてないでしょ」と笑われたとき、
「付き合うなら自分より上の人と付き合うのが普通でしょ」と叱られたとき、
はまった趣味を「すぐ飽きるでしょ」と決めつけられたとき、
「○○人と仲良くなるな」とか「○○語は勉強するな」と責められたとき、
私は声を大にして叫びたい。
私が髪を切って、日本語を勉強して、新しいものを勉強して、化粧をしたりしなかったりして、恋人がいたりいなかったりして、いろんな人と仲良くなって、新しいものを知って、人生楽しんでいるのがそんなに嫌なのか?
私の人生ぞ?
オメーの人生じゃねえんだよ?
なに我が物顔してるの?
っていうこと。
っていう考えが私の根本にあるから、他者からの評価にそこまで敏感ではない(と言ったら嘘になるが、たまにものすごく他者からどう見られているかを気にする人がいるが、彼らと比べると相当マシなほうではある)、まあそういう感じの性格、自分と他者を割り切って考えることのできる人間になれたのかも、と思ったり。
自分と他者は、電車とホーム。
それでは。
山籠り
好きなものが、どうしても嫌いになる時がある。
一緒にいすぎたせい?ずっと相手してるせい?一方的に語りかけているせい?
最近はずっと、相手から拒まれたり、無視されたり、色好い返事がもらえない時が多い。辛い。今抱えている悩みの中で、2番目くらいに辛い。
クソメンヘラ彼女みたいになりましたが、楽器の話です。
でも私の相棒兼恋人である楽器の気持ちになってみると、私はかなり重くてメンヘラな恋人なのかもしれない。
中高6年間は勉強をほっぽり出して弾いていたし、何かあると楽器と音楽に逃げていた。たまに嫌になる時もあるし、うまく会話できない時もある。でも結局は依存していて、切っても切れない縁があるのかな、なんて思ってみたり。思い返せば中2で弦楽合奏部に入ってから今まで、冗談でも楽器やめたい!音楽やめたい!と思ったことはない。今日はもう弾きたくないと思っても、なんだかんだ次の日は触れたくなっているのだ。
それでは。いってきます。
完全数
気付いたらブログを1週間放置していた。エッ、、、、、
昨日、誕生日でした。
正直歳をとった実感はないけど、色んな人に祝ってもらって嬉しいです。
ありがとうございました。
ハタチの目標は、
・写真撮られる時変顔しない
・色々やる
・軽率に金を使わない
です。
今後ともよろしくお願いします。
それでは。
日差し
今日は全身で夏を感じた!
暑いのも日差しがかんかん照りなのも、それなのに山を登って、汗が死ぬほど出ていたのも、多分冬になったらそれが恋しくなるのだろう。
現に今、冬が恋しい。これを書いている今は夜で、たまにパーカーや長袖を着ている人を見かける。恋しい。手首まで長さのある服と、厚手の靴下、冷たい指先と暖かい首回りが懐かしい。
でも、それでもあともうちょっと、夏が長くあってほしい。あと1ヶ月ちょっとなんて、足りないよ。
それでは。