夏祭り

長い長い夏休みが終わった。

学生時代の、最後から数えて2番目の夏休みだった。

どんどん「おわり」というものが近づいてきている。「おわり」というものが増えてきている。

It is not an end, it is a new beginning.

というフレーズは、高校時代から耳にタコができるくらい何べんも聴かされてきたし、今もそのことばを信じている。だけれど、おわりというものは、どんどん増えていくし、はじまりというものもどんどん増えていく、でもそのおわりとはじまりの繰り返しを何べんも繰り返していくと、それがあたかも当たり前であるかのように感じられて、どんどん新しいおわりが積み重なって、忘れていってしまうのが、怖い。

 

それでは。