化ける

化粧って、どこからが化粧なんだろう、とふと疑問に思った。

私にとっての化粧のハードルはとてつもなく低くて、下地を塗っただけでも「化粧」としてカウントしている。アイシャドウ塗ってなくてもリップしてなくても下地塗ってればオッケー。そんくらいでいないと、人生やってられないじゃないの!

 

何度もこのブログでは言及した気がするが、化粧というものは、他人に強要するもんではないなとつくづく思う。と同時に、反対に、化粧しないほうがいいよ!と押し付けるのもどうかと思うようになってきた。ずいぶん私も成長したな。

 

私は化粧が好きではない。お化粧すると血色がよくなるし数倍可愛くなれる(気がする)し、なんとなく自信も持てるし、してる時としてない時ではだいぶテンションが違う。化粧した時は、周りの人たちが「なーんだよ、今日化粧してるじゃんかわいい!」と言ってくれるので調子に乗って嬉しい。

だけれど、化粧をしている人(状態動詞ではなく動作動詞としての「テイル」)を見ると、なんだか仮面を塗っているようで、自分を「作っている」ようで、ドキドキしてしまう。口紅を公共の場で塗る人―ご飯を食べ終わった後、ポーチから鏡と口紅を出して塗る動作―も、なんだか見ていてソワソワしてしまう。トイレの洗面台でファンデーションを塗り直す人とか、気になって見ちゃうけど、どんな顔して見守ればいいか分からない。電車内では、リップ塗る人は許せるけど、半目でアイライン引く人は本当に、そのアホ面を写メって本人に見せたい。

 

めんどくさくなったのでここらへんにしておく。

それでは。