というか
今日は自分は死ぬほど頑張ったわけじゃないし、本気はあんまり出していなかったけど、自分たちしか知らない展望台のこととか、自分たちしか知らない間違い、的外れなことでゴマゴマしたり、駆け引きってなんだろうとか、自分たちの好きなところとか、相手がどういう顔をしながら、どういうことを思いながら声を出しているのだろうとか、そういうことを考えながら、私は、ベッドの上に寝転んで、天井を見ながら、近い将来も遠い将来も、近い過去も遠い過去も、今のこの瞬間も、すべてに思いを馳せながら、耳を傾けていたよ。
こちらはあたたかいです。
今日はいろいろあって、というか昨日の反動もあってずっと引きこもっていた。
ときおり透き通った風が部屋に吹き込んで、じめっとした空気を一掃してくれる。
ついに明日から新しく色々始まります。
ひとり寂しくなるかもしれないし、
ロンドンの街のように忙しくなるかもしれないし、
きっとそれでも、私はあなたの声が聴きたいんだ。
そっちはどうなの?
名前で呼んでほしくない?
それでは。