恋人と友達の境界線

 

いきなりだが、今まで描いた作品の中での最高傑作をここでお披露目しよう。

 

 

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これは高校を卒業したてほやほやの3月、私のソウルフレンドとのアツい議論を経た結果誕生したベン図である。

(話していて、が「話ていて」となっているが悪しからず、、、。)

コイツには彼氏ができた。今度会った時、詳細を突き止めなければならぬ。

 

 

6年間の女子校生活から脱したがばかりの当時の私は、恋人という存在が、友情の延長線上にあるのか、それとも全く別次元から降って湧いてくるものなのか、全くわからなかった。

というか、今でもわからない。

 

恋人ってなんなんだ。

友達と何が違うんだ。

無償の愛を注いでくれることか。

趣味が合うことか。

相手を理解することか。

相手の全てを受け入れることか。

 

いやこれ友達もじゃん!

やっぱり、スキンシップの有無かなあ。

 

 

そもそも無償の愛とは何ぞや。

 

去年の11月、一人でうすら寒い大学構内を歩いている時、ふと、誰かに抱きしめてほしくなったことがある。木枯らしが吹いて地面の落ち葉が舞って、冷たい風がマフラーをくぐって肌に触って、それを感じてふと、無償の愛を注がれたい!と思った。叫びたくなった。誰か抱きしめてくれ!誰でもいい!いや良くない!だれか!私のことが好きな人!それで私が心を許していて、それは同性でも異性でも良い!できればいい匂いで、抱きしめて、背中をさすってくれて、私がとんでもない理由でオイオイ泣いてても君は大丈夫だよ、君は素晴らしい人間だね、と認めてくれる人間!

 

そういう人が恋人だったらいいなとも思うけど、これは結局自分に都合の良い人間がすぐそこにいてほしいだけなのでは、と思った。

やっぱりそういう都合のいい人間ってのは、この世にはいないし、すべての人間は自分本位だし。いやだなあ、自分の心の狭さ。

 

 

結論。

 

わかりません。

 

 一緒にいて居心地の良い人間、そういう人たちが、私は大好きです。

 

 

それでは。