わたしとわたしのあいだ
大学に入ってから「エ、君、〇〇と知り合いなの?」という件が増えた。
「え、、、〇〇高校ということは、××知ってる?あ、同じクラスだったのか!」
「最寄り△△駅なの?じゃあ、あそこの中学?アイツ知ってる?やっぱ?」
「@@オケ入ってるの?じゃあアノ先輩知ってる?、、そう、高校一緒でさ」
「アイツ?知ってる知ってる、あそこで一緒で、、ってエー!同じ学年で、しかも付き合ってんのー?!」
本当に世間は狭い。
というか、自ら世間を狭くしにいっている。
東京という狭い場所で、ほぼ埼玉と言っても過言ではない場所に住んで、多摩川を越えたすぐの高校に、東京いえど12分に一本しか電車の来ない辺境の地の大学に通っているだけでは世界は開かれない。
それがなにかと悔しくて、そこまで数は多くはないが、ちょこちょこ学外の活動に参加してきた。
ずっと一つの場所にいても楽しいけど、でも。
だけど、最近ちょっとだけ悩みがある。
コミュニティ同士を繋げたくない、ということである。
例えば、高校の同期が大学の部活で一緒になる、とか、大学の友達と一緒に学外のイベントに参加する、とか、小学校の友達とバイト先が一緒になる、とか。そういうのは絶対に嫌だ。
学外イベントは絶対に一人でいきたいし、だれかを誘ってなんてもってのほかだ。
一匹狼、と強がっているわけではない。
新しい場所に行くときは、自分でイチから積み上げたい。
昔の自分を持って行きたくない!
まっさらな状態から始めたい!
何も知らないところから、イチから人間関係を形成し、そこでの自分の立場、ポジションを築き上げたい!
他コミュニティのテンションを、新しい場所に持っていきたくない!
例えば、自分と同じ大学に進学した高校の部活の同期がいたとして、大学でも同じサークルに入部したとする。
最初は嬉しいはずだ。部員も増えたし、頼もしい。懐かしい話題も共有できる。高校で積み上げたものは計り知れない。
でも、高校の時の私と、大学の今の私とでは、多少なりとも違ってきている。
昔の方がもっと過激な考え方をしていた。
昔の方がもっと人生を甘く見ていた。
その状態から少しだけ変化した自分をみられるのが、怖い。
昔の自分はもうそこにはいない!
昔の自分のテンションを、今いる周りの人に見せたくない!
それを掘り返されたくない!
今と昔は違う!
高校の私と、大学の私は、ある意味別人なのだ!
これは、自分のアイデンティティが各々の団体では少しずつ異なっていて、コミュニティが少しでも重なると自分の軸がブレちゃうからかなぁ、と思った。
どこに行っても芯のある人間になりたい。
手始めに、体幹を鍛えるか。
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以下、参加して良かった!と思っている学外の活動たちです。今はやめちゃったものも含まれているけど、高校生も大学生もみんな、是非ご覧ください。私の人生が詰まってます。
HLAB – where diversity meets learning
それでは。