回顧

 

 

私は、人を恋愛的な意味で好きになったらもうその人以外見えないし、好きな曲ができたらしばらくその曲以外は聴かなくなるタイプの人間だ。

 

 

最近はずっとラフマニノフ交響曲第2番とSHISHAMOの夏の恋人を交互に聴いていた。どちらも大好きで大好きでやまない曲だ。

ラフマニノフは今までは寒い日に首を縮めて聴くことばかりしていたけど、夏に聴くのもまた一興!3楽章とか、6月末の19時にぴったりじゃないですか?少し薄暗くて、風が弱くて、人通りがまばらな道を自転車こぎながら聴くのに最適だと思うんですけど。今日一日は良い日だったなあとか、あの人は今頃どうしてるかなあとかぼんやり考えながら自転車に乗りたい。夏の恋人は、言わずもがななので割愛。

 

でも今日、久しぶりにSpotifyを開けて、久しぶりに洋楽を聴いた。1年前の夏、この前の冬、いろんなタイミングで惚れた曲にまた時を経て再開して、惚れ直した。そういえばShawn Mendes好きだったな!Ed SheeranもSiaもP!nkも、レコードだったら擦り減ってた。テイラーも!どんどんいろんな人と知り合って、どんどん好きになっていって、最終的にはお気に入りの数曲を永遠にリピートする。

 

男女の友情は成立するか、というのは世間の永遠の問いだけど、私の答えはイエスだ。ジャンル問わず好きな曲がたくさんあるのと一緒で、男女問わず好きな人はたくさんいる。たまにしか聴かない曲、特定の日にしか聴かない曲、ふと思い立ってアルバムをさかのぼって聴く曲、いろんなシチュエーションで、いろんなタイミングで色んな曲と触れ合うけど、でも、毎日聴きたい、自分のものにしたい、死ぬまで愛し続けたい曲もある。悲しい時も、楽しい時も、辛い時も幸せな時も、その時々で表情が変わる、自分の軸に一番近いところにいる曲!

 

恋愛は音楽であり、そしてまた音楽は恋愛であるのだ。

 

それでは。